『結婚をしていない人』というのは、自分で結婚をしないと決めたのか、もしくは結婚できなっかたのか、中には結婚したけれども別れた人もいるかもしれません。
『結婚をしていない理由』は
- 結婚したい相手に巡り会えない
- 自分の時間が欲しい
- 一人が楽
- 必要性を感じない
- 収入が安定しない
挙げると色々と出てきそうですが、実際に結婚をしない人は年々増加の傾向にあります。
それでは、もしも結婚をしない人生を選択したら老後はどうなるのか?という疑問に答えるべく、独身は老後が大変な理由を紹介をします。
独身の人は老後生活が孤独
結婚をしない人生を選択すると老後が孤独という意見がありますが、実際のところどうなのでしょうか?
たしかに、30代までは両親や友達がいるのであまり孤独感は感じにくいと思いますが、環境の変化が起きやすい50歳あたりと65歳を過ぎてからが心境の変化も訪れやすいようです。
①30代までの独身者と既婚者の違い
【独身者だと】
独身の人は30代まで家族と同居していたり、友人と遊んだり、もしかしたら恋人がいたりと結婚していなくても孤独感を感じる要素は少ないことでしょう。
また年齢的に若いので、仕事に関してバリバリ働いてるかもしれないですし、趣味に没頭している人はきっと生活の充実感を得ているはずです。
【既婚者だと】
一方で結婚している人は、新婚生活が始まり、子供も授かっている人もいるのではないでしょうか。
【30代までを比較すると】
- 独身の人は充実感を得やすい
- 結婚している人は新婚生活や出産のイベントがある
②50代からの生活環境
50代になると、両親が80歳前後の高齢になっていますので介護をお願いするか、自分が介護をするために同居をする事になるかもしれません。
【独身者だと】
独身の人は、友人とはこの年齢になると疎遠になりがちで、恋人も若い時と比べると見つかりにくいと思います。
仕事に関しては若い社員を教育したり・上の役職に付いて仕事を継続できれば良いのですが、年齢的に体を壊してしまう場合もあったり、両親の面倒をみるために退職するかもしれません。
趣味を持っている人は継続して楽しんでいるのではないでしょうか。
【既婚者だと】
一方で結婚している人は、大変だった子育てが終わり、子供が社会人として働きに出ている頃でしょう。
【50代からを比較すると】
- 独身の人は、支えてくれる人がいない寂しさを実感する
- 結婚している人は、子供が大人になり頼もしさを実感する
③60代からの生活環境
まず初めに、2015年の日本の平均寿命は男性が80歳女性が87歳です。
【独身者だと】
独身の人は、考えたくはありませんが両親が他界される方もいる年齢だと思いますので、それがきっかけで一人暮らしが始まります。
また、仕事は定年退職していますから年金暮らしが始まり、退職金や貯蓄が無い人は少ない年金だけで生活をしていかないといけません。
年齢的にも体は思い通りには動かないので、何かと不便に感じることもあるでしょう。
【既婚者だと】
一方で結婚している人は、夫婦で定年を迎えた頃に二人分の退職金や年金で『新しいこと』を始める人が増えています。
また、子供が結婚をしていれば孫がいるかもしれません。
【60代からを比較すると】
- 両親が他界し、一人で生きていくようになる
- 夫婦や子供、孫に囲まれて生活する
このように年を重ねる事によって、若い時は出来たことが段々と出来なくなっていったり、仕事を辞めると人と関わりが無くなったりして孤独感を強く感じるようです。
そして、独身の年配者が一番辛いと思うことは、子供や孫が遊びに来てくれる事なく食事を毎日1人でする事だと語っていました。
独身の人は老後のためにお金が必要
少し年金についての話が出ましたが、仕事を定年退職してからは年金受給で生活していかなければなりません。
現在の平均的な年金受給額は、厚生年金を納めている人で月収14万、国民年金を納めている人で7万ほど月額でもらえます。
【独身者だと】
独身の人は、ここから『家賃・光熱費・食事代など』を差し引いて生活をしていかなければならないので、年金受給だけで暮らせない人はアルバイトをする人ケースが増えています。(独身老後の生活は最低でも3,000万ぐらいは必要と言われています。)
また、80歳を過ぎてからの介護施設や老人ホームに入るためのお金を蓄えなければなりません。
そのためには、退職金が手厚い会社や貯蓄をしっかりすることが独身で生活する上で必要になり、若い今の時間を自分の老後の為に働かないといけないのです。
【既婚者だと】
一方で結婚している人は、定年退職後の夫婦でもらえる平均的な年金は20〜28万で、子供がいる場合はお金や生活面での援助があるでしょう。
そして、生活が厳しくなった場合でも、助けてくれる家族がいるので安心して過ごせます。
【老後の金銭面を比較すると】
- 独身の人は若いうちに稼いで蓄えが必要
- 結婚している人は夫婦の年金か、厳しくても子供が支えてくれる
独身の人は人生の最期に何も残らない
厚生労働省の実態調査によると70〜85歳までの死因の理由は
- がん
- 心疾患
- 脳血管疾患
この3つの死因で8割以上の方が亡くなっています。
なので、このような病気になった場合は病院内で人生の最期を迎えることになるでしょう。
最期の場面に関しては、未婚の人も結婚している人も子供がいる人も同じで、最期を病院で迎える可能性が高いので特に差があるわけではありません。
違いがあるのは、最期の時を誰と一緒に迎えるのか?という事です。
独身の人は、入院時に誰もお見舞いに来ないし最期の時は一人で旅立たなければなりません。
結婚して子供がいる人であれば、入院時は子供や孫がお見舞いに来て世話をしてくれます。
また、最期の時は家族に見守られながら旅立つことができます。
結婚しない人生のまとめ
このように、独身だからといって20〜40代までは平気でも、老後からが辛い環境に変わる可能性があります。
それでも「独身がいいんだ!」と結婚しない人生を貫く人は、今の若いうちから独身で生きていくための準備をする必要があります。
もし少しでも結婚したい気持ちがあれば、「いつか相手が現れる」「時期が来れば結婚できる」などの甘い考えは捨てて、今からでも婚活を始めた方が後悔をしないでしょう。
ちなみに、男性も女性も35歳を過ぎると結婚できる確率が大きく下がってしまうので、少しでも結婚したい気持ちがあれば、年齢が若いうちに行動することが得策です。
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また、ご自身で調べたい人は実際に行われている婚活の方法を参考に、ぜひ婚活を頑張りましょう。