独身女性に対して気を使うことや社会的評価について解説

シェアする

結婚をするかどうかはあなたが決めることです。

とは言っても、いざ結婚しなかった選択をすると周りからどう思われているのか気になったことはありませんか?

実際に、結婚していない女性と結婚している女性では周りからの評価や接し方が全く違います。

もしかしたら既に感じている人もいるかもしれませんが、結婚していない女性に対して周囲が思うことや社会的な評価について説明していきます。

スポンサーリンク

結婚していない女性に対して周囲が思うこと

会社で働く女性や女友達に対して、ある年齢を超えてから『結婚』というワードを躊躇するようになります。

20代前半の女性に対しては『恋人はいるのか?』『いつ結婚したいの?』とか気にせずに聞くけれども、30代後半の女性に対して同じ質問なんて出来ないですよね。

男性ならば『セクハラ』なんて言われてしまう可能性もありますし、同性の女性でも自分が結婚してれば余計に気を使ってしまう人も少なくはないでしょう。

①何歳から『結婚』ワードに気を使うのか?

では、結婚していない女性に対して何歳から『結婚』についての質問が出来なくなるのか?

その境界線は30歳のようです。

年齢が30代に突入することによって、周りがあなたに対する意識も少し変わってきます。

厚生労働省の2015年人口調査のデータをもとに考えると、女性の平均初婚年齢は29.4歳と結果が出ていますので、ちょうど平均を超えたあたりがボーダーラインになっています。

平均初婚年齢は住む地域によって多少の差があって、東京都は32歳と遅いです。

自分自身あまり気にしていない人もいるかも知れませんが、30歳以降になると周りは『結婚』というワードに気を使っています。

②既婚者女性が独身の友人に気を使うこと

マイナビニュースから既婚者女性が独身の女性に対して気を使うことについてアンケートをまとめました。

調査対象:既婚女性200名

参考サイト:マイナビニュース

既婚者の女性は独身の女性に対して、31.5%およそ3割の人が気を使ってしまうようです。

会社の先輩や年上の方には気を使うかもしれませんが、同性の友人に気を使う人が3割もいることに驚きですね。

では続いて、どんな時に気を使ってしまうのでしょうか?

5つのシチュエーションをアンケート結果から合わせて紹介します。

パターン1.家庭の話題のとき

・「家族の話ばかりしていいか気になる、分からないだろうから」(34歳女性/その他/その他)

・「気にしているか気にしていないか分からないので、結婚生活の話ではなく共通の趣味等の話をするようにしている」(31歳女性/情報・IT/技術職)

・「結婚生活の話などは避けて通る必要があり、最近ではあまり話す題材がない」(30歳女性/建設・土木/事務系専門職)

・「恋愛がうまくいってて結婚しない友人には気を遣わないが、結婚したいのに失恋した友人には家庭の話をしないように気を遣う」(32歳女性/人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)

・「何か言うと自慢にとられてしまうから、あまり結婚生活の話はしないようにしている」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)

パターン2.夫の話や愚痴を言うとき

・「結婚しているとつい夫の話にいってしまうから」(28歳女性/医療・福祉/専門職)

・「話題が『旦那がね』にならないように」(31歳女性/電機/事務系専門職)

・「自分だけ結婚したので、旦那の愚痴を言ったところで贅沢な悩みだと思われそうで、言いづらいです」(34歳女性/情報・IT/技術職)

パターン3.子供の話や子連れのとき

・「子どもの話はしないようにする」(31歳女性/金融・証券/営業職)

・「一緒にご飯を食べに行くときにでも子供を連れていきにくい」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「子どもがいるからあんまりその話題は出さないようにしている」(36歳女性/その他/その他)

・「子供が小さいため、会うときは子連れになってしまい、独身時代のようにゆっくりはできないので」(29歳女性/その他/その他)

パターン4.年賀状を送るとき

・「独身の友人宛の年賀状には子供の写真を載せないようにしている」(33歳女性/医療・福祉/事務系専門職)

・「年賀状に子の写真を載せるのは、やめようと思う」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

パターン5.他に気を使うとき

・「独身の友達には、コイバナなどで、あまり上から目線だと思われないようにしたり、早く結婚した方がいいよみたいな余計なアドバイスもできるだけ避けている」(29歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「彼氏をつくろうといろいろ考えてやっとできたから、ついこうすればいいんじゃない!? と言ってしまいそうになる…、過去にそれで嫌な思いをさせてしまったと思ったから」(33歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「まだ結婚しないの? と言わないようにする」(26歳女性/ソフトウェア/技術職)

・「老後の話になったとき」(34歳女性/小売店/販売職・サービス系)

・「結婚したくても出会いがなくて悩んでいる人もいるので」(27歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「のろけ話ができない」(31歳女性/その他/その他)

・「いいなーと言われたとき、いいでしょーとは言えない」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

③独身の女性にはやはり気を使う

アンケートの結果からも、『結婚』の話題に関することは気を使って話すことを避けようとする傾向にあります。

その理由には

  • 相手も独身を気にしているかも知れない
  • 友人もナーバスになっている
  • 自慢に聞こえてしまう
  • 嫌な女と思われたくない

このような回答が多く挙げられており、相手を気遣う以外にも『嫌味に聞こえてしまう』と自分が嫌われないようにするために気を使ってしまうようです。

結婚していない女性の社会的な評価

そもそも結婚とは社会的ステータスの為にするわけではないですが、結婚している人と結婚していない人では社会的な評価がどう違うのか説明します。

①会社ではどちらの方が評価が高い?

最近では女性の社会進出がニュースでも取り上げられていますが、管理職などのポジションにはまだまだ少ない事が課題に挙げられていますね。

では、働き先では『既婚女性』『未婚女性』のどちらの方か評価が高くて有利なのか?

数年前までは圧倒的に『未婚女性』の方が評価が高かったでしょうね。

しかし現在では『既婚女性』の方が出世しやすい可能性があります。

②結婚している女性の方が出世しやすい理由

まず前提としてあるのは『既婚だろうが未婚だろうが、能力が高い方が出世する』と言うのは当たり前という事です。

10年前ぐらいまで『既婚女性』は子育てや主婦に時間をかける可能性があるので、会社から良い評価は得られませんでした。それが数年前に問題視され始めて労働環境が少しずつ変化しています。

結婚している女性が出世しやすい理由として考えられるのは、会社として女性の社会進出を促進させないといけないからです。

それならば『未婚女性』を活躍させれば良いのでは?と疑問に感じるかもしれませんが、既婚女性だからこそ会社としてはアピールしやすいのです。

人事部の方から聞いた話ですが、「結婚をしていて子供も育てながら管理職をしている女性が弊社にはいます!女性にとって働きやすい環境です!」とアピールできる事は、会社としてのイメージアップやブランド力の向上などのメリットがとても大きいそうです。

メリット①働きたい人を増やす

少子化に伴い、会社にとって少しずつ採用難が訪れています。

それでも一定の人数を確保したいので、会社をアピールして人を集めないといけません。

そこで、結婚していても働きやすい・出世できる環境をアピールすることによって、女性従業員の入社希望者を増やすのです。

メリット②世間に公平な会社をアピール

もう一つは企業ブランドの評価を高める為です。

女性が結婚しても子育てしても働きやすい環境をアピールすることで、世間が自社に対するイメージが良くなる事も狙いなのです。

ニュースなどで、「〇〇会社が女性にとって働きやすい環境の為に育休や在宅ワークを取り入れています」とアピールしているのを見た事があると思います。

このように、現在では同じ能力の二人がいた場合『既婚者』の方が出世しやすいのです。

まとめ

独身女性に対して、周りが気を使ってしまう事と社会的な評価を紹介してきました。

今までの話だと既婚者女性の方が優遇されている気もします。

もちろん結婚するかどうかは本人次第なので、結婚しないことを決断した女性はとやかく言うつもりはありません。

しかし、「いずれは結婚するだろう」と特に行動もしていない人は、早く婚活を始めることをオススメします。

その理由となる、結婚しない女性は老後が大変なことを次に紹介していますので、結婚しない人生を選択するとどうなるのか?興味ある人はぜひご覧ください。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

ご訪問ありがとうございます。
運営者紹介
運営者:YUYA
当サイトにお越しいただきまして、ありがとうございます。

婚活コンサル…