結婚相談所では、データを元にした検索やそれに基づくマッチングを主流とする大手はもとより、昔ながらの「おせっかいおばさん」が営む街の小さなものまで多種多様です。
今回は、いくつかある結婚相談所を賢く利用するために知っておくといいポイントをご紹介します。
その1.結婚相談所の料金について
①結婚相談所って経済的でお得なシステム!?
結婚相談所に入会する際、月会費や入会金をかかったり、また首尾よく成婚すると「成婚料」と称して成功報酬を支払ったりすることがあります。
最近はそういった料金も一時に比べればリーズナブルなものに変わってきましたが、それでもお金がある程度は必要なのは言うまでもありません。
しかしながら、特に結婚相談所でなくても彼女と彼氏とお付き合いをする関係になれば当然デート代などいろいろなコストがかかります。
また、友達から紹介を受けたり、職場で知り合ったりしてご縁があった場合、そのお付き合いの期間が結構長くなることが一般的と言えます。
よくアナウンサーが芸能人とお付き合いして3ヶ月でスピード結婚なんてことは世間一般のなかでは例外的なケースです。
お付き合いから3年とか5年かけて結婚なんて普通のことです。
そういった時間=コストを考えると結構バカにすることができません。
②お付き合いと結婚相談所の差額は?
例えばお付き合いを3年かけて晴れて結婚、となったケースとして、週1回のデートを3年かけたとして計算すると...
1回のデート代5,000円×150日=750,000円(年50日×3年)
普通のデート代だけでもこんなにかかります。
そして、「彼氏・彼の関係」になったなら連休などで宿泊が伴うイベントなどもあったりすることでしょう。
そうすればプラスαはどんどん増えるようになり、100万円なんてあっという間で使うことになります。
そこで、結婚相談所でのコストパフォーマンスを考えると
成婚料200,000円
お付き合いの期間3ヶ月=90日
週末1回デート
を参考にすれば
5,000円×12回=60,000円(デート代)
200,000円(成婚料)
と合計275,000円となります。
どうして3ヶ月で計算したかと言えば、結婚相談所の世界では3ヶ月がお付き合いの期間としてみる1つの基準があるからです。
3ヶ月お付き合いをしてみてそのお付き合いしているお相手が自分にとって結婚するに値する人なのか、を見極める時間として設定しているところが多いのです。
③結果的には?
確かに付き合う時間が違うのだから当然といえば当然なのですが、普通一般的なお付き合いであれば3ヶ月で結婚まで至るケースはレアなものです。
結婚までにかかるコストというシンプルな括りで言えば絶対的に結婚相談所というシステムがお得、という事になります。
いいことばかりを書いている、そう思われるかもしれませんが、あくまでも「お付き合い」をするまでに至った場合の例をあげています。
その2.結婚相談所で自己分析する
①自己分析の重要性
婚活、がんばるぞ、がんばるわ、で晴れて結婚相談所に登録・入会してびっくりするのがその紹介可能なお相手の数です。
大手はもとより、中小の結婚相談所が大手に近いほどの紹介データをもっているところも決して少なくありません。
なぜならば小さいところもたくさん集まれば大きくなれる、いわゆるネットワークを組んでいるのですね。
こんなにも多くの会員さんがいるのなら、自分も1人くらいいい人と出会うなんていともたやすいことかも!と、ここで大きな落とし穴にはまってしまう可能性があるのです。
このスタートの時点でとても大切なのが「自己分析」。
自分を鏡に照らし合わせることです。
- 容姿
- 学歴
- 収入
- 家庭環境
- 職業及び職場環境
- 希望するお相手の条件
- 性格
など、自分がどういったポジションにいるのかをよく分析することができれば、当然お相手選びの基準が決まってきます。
②自己分析ができると高望みしなくなる
自分よりもはるかに上のレベルにいる人を望んでいても、なかなかいいご縁はやってきません。
時間とお金がかかっていくだけで喜ぶのは結婚相談所の人たちだけです。
「あら、いいお客様!」になってしまいます。
自分という人間をしっかりとらえ、まずは膨大なデータにびっくりしつつもお相手選びをする、これが最初の段階で大切なポイントです。
ここをしっかりとらえられればいいご縁に巡り合える可能性がアップします。
そして、どうして自分自身よりもレベルが上の人をターゲットにしたいなら、可能なものであるならば自身のレベルを上げる努力をすることです。
例えば見た目で上を目指すなら、スポーツクラブにいってシェイプアップをしてみるとか、趣味がなくて会話もままならないなんて人ならば話し方教室に入ってみるとか、いろいろな努力の選択はあると思います。
ある意味、結婚相談所に登録することは自分自身をスキルアップできる絶好の環境かもしれません。
その3.結婚相談所で選ぶべき相手
①選ぶお相手の距離を考える
結婚相談所では大手だけでなく、個人経営など中小の場合を含め、全国的な範囲からお相手選びが可能な場合が多くあります。
全国どこでもいくよ、いくわという人でも実際にいいなと思ってもそれぞれが住む場所が遠く離れ過ぎていてはなかなか会うこともできません。
遠距離恋愛はあまりこの世界ではお薦めはしないのが一般的だと思います。
そこでコスト的なものも含めた意味合いでちょうどいい距離が「車で1時間からせいぜい2時間の距離」にある範囲でお相手選びができるかどうかです。
②距離が近い相手がいい理由
この距離でお相手を選ぶことができてご縁があれば、成婚までの確率が高まるといっても過言ではありません。
なぜならば、あくまでも印象的なものではありますが、「声が届く距離」だといえるからです。
電話をしていたとしても、すぐそこにいる、どうしても会いたいと思うなら実際にすぐに会いに行ける距離、時間が想像できる範囲だからです。
言い換えれば「息やぬくもりを感じられる距離」であるわけです。
例え週に1回しか会えないとしても、そういうコミュニケーションがしっかりできているのなら実際に会えた時、さらに気持ちがアップして、お互いの距離がさらに近くなる、成婚への距離が短くなるコツといえます。
そういった意味合いで距離を考慮にいれることもとても大切なファクターと言えるでしょう。
最後に
結婚相談所もいろいろありますが、いままで述べたポイントを考慮しつつ、活動をしていけば良縁の可能性が少しアップできるかもしれません。
なんといっても世界でたった1人を選ぶ作業です。
そう簡単に見つかるほうがレアなのですから、あせらず、視野を狭くせず、自己分析を冷静にしつつ、「お相手選びをしていくならば必ず良縁が待っている!」そう信じ続けることが大切なのではないかと思います。
「続けることが、功を成す道」
どんなことでも共通する絶対的な言葉だと思います。
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