『勝ち組』や『負け組』に分かれて評価されているのことを、仕事や私生活だけでなく婚活でも実際に表現されています。
婚活の場において勝ち組とは、理想の相手と結婚できた人のことを指す場合が多いでしょう。
そこで疑問に浮かんだことは、『婚活の勝ち組と言われている人は本当に幸せなのか?』ということです。
そこで今回は、勝ち組の幸せについての真実と本当の負け組について紹介していきます。
婚活の勝ち組
①本来の勝ち組の意味とは?
そもそも『勝ち組』という言葉は当たり前のように使われていますが、本当の由来はみなさんご存知でしょうか?
勝ち組(かちぐみ)とは、1945年8月のポツダム宣言受諾後も、日本の敗北を信ぜず、「日本は戦争に勝った」と信じていた在外日本人のグループのこと。
1945年8月に日本がポツダム宣言を受諾して太平洋戦争が終結した後も、ブラジルを主とした南米諸国や米国ハワイ州などの日系人社会および外国で抑留されていた日本人の中には、敗戦という現実を受け入れられずに、「日本が連合国に勝った」と信じていた人々がいた。
こうした人々は「勝ち組」、戦勝派などと呼ばれた。
Wikipediaより『勝ち組』
Wikipediaで調べて見ると、このような内容が載っていました。
疑問に感じる人も多いと思いますが、本来の勝ち組の意味は『第二次世界大戦後に日系移民社会で「日本は戦争に勝った」と信じていた人々のこと』を指しています。
実は、本来使われていた言葉とは違った内容なのです。
しかし、実際のTVやネットなどで見ると『勝ち組』とは
- ある特定の分野で優位な立場にある人
- みんなが羨ましく思う待遇の人
- 成功者
このようなイメージが強くあります。
ポピュラーに使われている勝ち組の意味とは、『自分が良いと感じているか』より『みんなが良いと感じているか』という客観的評価が高く得られる場合に使われるようです。
②婚活での勝ち組とは?
では婚活での勝ち組とはどのような人達のことでしょうか?
インターネットの口コミや投稿意見からまとめてみると
・年下(20代)の女性と結婚
・美人と結婚
・アイドル・モデルと結婚
・高年収(年収1,000万円以上)の男性と結婚
・年下イケメンと結婚
・資産家・御曹司と結婚
このように、婚活の場で人気の高い相手と結婚すると勝ち組と言われます。
簡単にまとめると、男性は20代の美人な女性と結婚することで女性は金持ちでイケメンな男性と結婚することが勝ち組と言われています。
婚活の勝ち組は本当に幸せなのか?
では実際に、婚活での勝ち組は本当に幸せなのでしょうか?
負け組と言われる人は不幸せな結婚生活が待っているのでしょうか?
結論から言うと、幸せになれるかはあなた次第です。
勝ち組とはみんなが羨ましく思う客観的な評価がポイントになっていて、自分で判断する主観的価値が入っていません。
なので、あなたが「この人と結婚して良かった」と主観的な価値を高めることができればと幸せになることができます。
①勝ち組を意識しての失敗
婚活でありがちな失敗談として挙げられるのが、『勝ち組=周りが羨ましがること』をベースにして相手を選ぼうとする事です。
①気が合うし価値観も合う30歳の女性
②話が合わない20歳美人な女性
①一生あなたを大事にしてくれる年収300万
②イケメンで遊び癖はあるが年収1,000万
婚活の場において、男女とも②の人が人気になるでしょう。
しかし、これが勝ち組を意識しすぎて失敗するパターンなのです。
30歳で結婚して80歳まで生きるとしたら、結婚生活は50年になります。
男性であれば、話が合わない人と50年間も一緒に暮らせますか?
→20代女性も20年後は40代女性になっています。
女性であれば、若い女性と遊び癖の男性と50年間も一緒に暮らせますか?
→将来も年収1,000万円以上とは限りません。
②結婚生活を幸せに過ごせる相手
では、10年後も30年後も50年後も幸せに過ごせる相手はどんな人なのか?
それは、お互いに支え合える関係性を築ける相手です。
当たり前な回答なのですが、婚活をしていると意外と難しい事が分かります。
それは、年齢や年収や外見や人気だからという理由で、周りが羨ましく思う=結婚すれば幸せになるという考えに至る人も少なくありません。
そこで意識してほしい事は相手が変化しても、それでも良いと思える相手かどうか?という事です。
- 将来、美人でスタイルが良い人も体型が変わるかもしれません。
- お金持ちの人も将来はお金が無くなるかもしれません。
そんな時でも『この人で良い』と思えるのであれば、結婚してもきっと幸せになれるでしょう。
本当の婚活での負け組とは?
あえて婚活での負け組と表現すると、結婚したいけど特定の原因で出来なかった人は負け組です。
もちろん、自分の意思で結婚しない人は当てはまりません。
その特定の原因はこちらです。
①高望みをして結婚できない人
高望みをして結婚できない人は負け組です。
結婚することで「そんな良い人と結婚できて羨ましい」と言われたい願望から高望みをする人は結婚できませんし、逆に周りから「あんな人にならないでおこう」なんて思われてしまうかもしれません。
羨ましがられたいはずなのに、憐れまれてしまうなんて本末転倒です。
- 20代女性の期限は数年で価値が無くなるのにこだわる男性
- 年収が高くても10年後は会社が倒産しているかもしれないのにこだわる女性
その希望は本当に必要で正しいのでしょうか?
年齢は自分に合った人であれば良いですし、年収が低い相手でも一緒に働けば余裕のある生活ができるはずです。
もし、相手の希望条件について優先順位を上手く決めれないのであれば、婚活の事前準備を参考にしてください。
婚活をすぐやめる人
婚活は疲れる活動でやめたくなることも多いことでしょう。
婚活をして結婚するまでの平均はおよそ1年前後と言われており、婚活を始めてからといってスグに結婚相手が見つかる訳ではありません。
沢山の人と出会って、沢山考えて、時には断られることもあるかもしれませんが、婚活を続けることで素敵なパートナーと出会う可能性があるのです。
もし、どんな婚活が自分に合っているのか分からない時は、婚活の方法をまとめた記事から参考にしてみてください。
せっかく頑張ろうと決めたのですから、最後までやり遂げてみましょう!
最後に
婚活の勝ち組と負け組について紹介してきました。
結婚生活で幸せになれる秘訣は、周りの理想や勝ち組思考から抜け出して、自分にとっての素敵な相手を見つけて結婚することです。
あなたが幸せな結婚生活を迎えることこそが、本当の勝ち組と言えるのではないでしょうか。
婚活初心者には、婚活をする必要性や理由から考えてみましょう。